矢次 綾 教授  - Aya Yatsugi -
[略歴と自己紹介]
 福岡県出身。大学卒業後、高等学校教員を経て大学院修士課程修了、高専に就職し、高専在職中に名古屋大学大学院博士後期課程に社会人入学をして博士号を取得しました。趣味は観劇と落語を聴くこと。高校時代(大学でも少しだけ)はオーケストラでヴァイオリンを弾いていて、社会人になってからも一時期レッスンを受けていましたが、手の筋を傷めて断念。
[研究分野と現在の研究課題]
 19世紀のイギリス小説を研究しています。特に関心があるのはディケンズで、彼が高く評価したギャスケルや、彼の先輩作家となるスコットにも目を向けています。過去数年間は、彼らが歴史をどのように捉えて作品に描いてきたかを、その社会的、思想的、文化的背景にも目を向けながら研究してきました。ディケンズとギャスケルはイギリスが大英帝国として繁栄を極めたとされる19世紀半ばに活躍した小説家ですが、今後は、彼らやその他の小説家が帝国としてのイギリスのあり方をどのように作品に表出させているかを中心に研究を進めたいと考えています。その際、児童文学や雑誌記事なども考察の対象とする予定です。
[ゼミ紹介]
 19世紀のイギリス小説を取り上げ、その背景も視野に入れながら考察を深めていきます。テーマとして考えられるのは、結婚、階級、子供、帝国主義、貧困等の国内問題、娯楽などです。娯楽と言えば、ディケンズが朗読の名手であり、公開朗読会を開いては好評を博していたように、当時のイギリスにおいて小説が朗読されるのを聴くことは娯楽の一つでした。その点を考慮し、朗読や暗誦をゼミの中に積極的に取り入れていきます。
 
 
   
 
     
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